このドラマって、かれこれ5年ほど前に、日テレの深夜ドラマ枠でやっていたドラマですよね。
ミヤギテレビでは、ついぞ放送してくれなかったんですよね〜。
プリズンブレイクとかメジャーなのは放送してくれるのにね。
そんなずっと見たいと思っていたドラマが日テレ+で先月から放送開始!
早速予約予約〜と思っていたら…やっぱり第1話は思いっきり予約し忘れて…。
毎度毎度の事ながら情けなくなります

というわけで、泣く泣く2話から観てみたのですが。
ん〜これははまりそう!
昔同じような系統のドラマの「ヘブン・ヘルプ・アス」も結構はまって観ていたので、これも続けて観ることに決定。
一話完結型なので、途中から観ても全然問題なしなところもいいな〜。
さらに、意外なことに(?)このドラマってカナダ制作なんですね。
原題は「Twice in a lifetime」。
「リ・ジェネシス」といい、なかなか侮れませんわ、カナダドラマ。
しかもこのドラマ、あまり私たち日本人に馴染みのない、カナダ人の俳優ばかり出ているのかと思えばそうでもなく。
さりげなくアメリカ人俳優がその回の主役だったりするんですね。
大抵どこかで見たことがあるな〜と思う人はアメリカで活躍している俳優さんであります。
今回の第2話の頑固な税務官もどこかで観たことあるな〜と思ったら。
カツラを被って若い頃を演じているのを観て思い出しましたよ。
「LAロー 七人の弁護士」のアーニー役のコービン・バーンセン!
頭がだいぶ寂しくなってらっしゃいましたが。
(寂しくなっても素敵なおじさんですけどね〜。)
では、あらすじ・感想など↓
今回の主人公は冷徹な税務官ロジャー・ストーボール。
彼は人生を仕事に尽くし、家庭は崩壊寸前。
傲慢な彼は、交通違反で警官と揉めている最中、一ヶ月前にキャンプ場で失踪した息子の幻を追いかけようと車道に飛び出し、車にはねられ死んでしまう。
魂となってしまったロジャーはMr.ジョーンズに導かれ、神の法廷にたどり着く。
法廷では、判決によっては生き返ってやり直すことも可能なのだが、判事オテニエルにはその身勝手さを責められ、危うく生き返るチャンスを失ってしまいそうに。
しかし、真面目な仕事ぶりと息子を失った悲しみを考慮され、Mr.ジョーンズのアドバイスのもとで、過去の自分を手助けし、人生のやり直しをすることに…。
彼が戻されたのは、とある物件を差し押さえをしようとしていた時。
何故この時間に戻されたのか腑に落ちないロジャーに、Mr.ジョーンズは、ロジャーの上司に扮して、意固地な彼の気持ちを変え、その物件の差し押さえを思いとどまらせるように、とアドバイスする。
とある物件とは、ロビーという愛犬家の家だった。
ロビーは、ボランティアで捨てられた犬たちを自宅で保護していたのだ。
しかし、若ロジャーは、その慈善事業を、あくまで税金対策のためだと決めつけ、ロビーの必死の訴えも頑として聞き入れない。
税務官として不正を許さない若ロジャーは、当然の如く家庭でも、常に自分が正しいというスタンス。
いざ、老ロジャーが第三者として客観的に見てみると、いかに自分が傲慢で酷い夫・父親であったかということに気付く。
その若い頃の自分を恥じた老ロジャーは、容赦なく差し押さえを執行しようとする若ロジャーを止めようと奔走する。
老ロジャーは傲慢な態度を改めるように、時には穏やかに、時には熱くアドバイスをしていく。
結果的に、初めは訝しんでいた若ロジャーも、アドバイスに従って寛大な気持ちでロビーを助けることに。
これで犬たちは路頭に迷うこともなくなった、と思わず涙するロビーを見て、今までにない充実した気持ちに満たされるロジャー。
無事、過去を変えることができたロジャーが次に戻ったのは、息子が失踪する直前のキャンプ場。
ところがロジャーの願いも虚しく、またもやスティーブンの失踪を止めることはできなかった。
しかし、一夜明けてみれば奇跡が!
ロジャーの目の前にはいなくなったはずのスティーブンが…。
熊から逃れようとして、道に迷ってしまった息子を助けてくれたのは、なんと、あの愛犬家ロビーだった。
ロビーは、ニュースでロジャーの息子が行方不明になったと知り、今度はロジャーに恩返しをせねば、と駆けつけてくれたのだった。
あの時ロジャーが命を救った犬のビーズリーが、今では立派な救助犬となって、スティーブンを発見したのだ…。
再び戻った息子に優しく声をかけるロジャーは、奇跡に素直に感謝し、人と助け合うことの大切さを知るのだった…。
最後が予定調和といえばそうなんですが。
タイムパラドックスとかそういう野暮なことは一切無視でもいいや、と思えます。
今回は、ロジャー役の声優さんの吹き替えが秀逸ですね〜。
自分のやることがこれっぽっちも間違っていないと思っている若ロジャーと、酸いも甘いも噛み分けた中年ロジャーが、上手い具合に一人二役で掛け合いをしていていい!
本当はロジャーという人は同僚にも揶揄されるような、血も涙もない人間というわけではなく…。
実は子供を失った悲しみを素直に表現できないだけというところが泣かせます。
冒頭では、周りの人に罵声を浴びせかける姿を見て、本当に息子が大事なのかな?と思わせておいて、息子の姿を追い求める姿や、法廷で必死に子供のことを訴えるくだりなんかもう、泣かせるじゃないですか…。
若ロジャーは、自分は常に正しいと言わんばかりに、職場で会う人会う人を責めていましたが、同じ調子で家族も責めるのが観ていてとっても嫌だったんですけどね。
何よりも哀しげに自転車を引くスティーブンが、もう見ていてかわいそうでかわいそうで。
お父さんにもっと遊んで欲しいんだろうにね…。
やりとりを見ていた老ロジャーが、思いやりもへったくれもない若ロジャーに替わって、妻や子供を見事にフォローしているのを見て、思わずうるっときてしまいました。
ロジャーの場合は、こうやって自分のやったことを省みることができる人だから、やり直しのチャンスをもらえたんでしょうね〜。
スティーブンが見つかった時には、ロジャーもすっかり人が変わったように、奥さんにもスティーブンにも優しく言葉を掛けるのを見て、ああこの家族はもう大丈夫なんだな〜と温かい気持ちになりました。
今回は、自分が善行をすることで、誰かから感謝されることの喜びを知ることができただけでなく、結果的に自分の息子も救うことになったという、まさに「情けは人のためならず」といったお話でした。
子供絡みの事故や事件は、フィクションと判っていても、すごく心が痛むので…今回は無事に帰ってきてくれて本当によかった〜!
ロビーが我が子を探すように、必死になって探してくれたのに、それを鼻高々に語るでなもなく、「助け合うのはお互い様」とさらっと言っていたのも印象的でした。
ああいうさりげない優しさを見習いたいものです(´ー`)ノ